つよがり

おはこんばんちは!お風呂といえば、しずかちゃん!小磯です。


大衆浴場での話。


体に疲れが溜まったり、気分を変えたい時に、近所にある大衆浴場へ行くのですが

その日は自分を追い込もうと、限界までサウナに入る覚悟を決めていました。


出てくる出てくる!悪いものが全部!

そう思うと、少しニヤけてきます。…傍から見れば変態ですね!


もう…限界だ…。

そう思い始めた時、若い2人組が大声で話しながサウナ室内へ入ってきました。


『あ〜ヤバイ。超ぉ喧嘩してぇ〜!』


…は?


耳を疑いました。サウナの熱で頭がやられてしまい、幻聴でも聴こえてきたのかと…。

しかし、幻聴などではありませんでした。


『マジ、喧嘩してぇわ〜。』


はい。現実でした。

高校生くらいの若者2人、座るなりシャドーボクシングを始め、相当強がってました。

若い頃に良くある?珍場面を目の当たりにし、そんな恥ずかしい場面を見せ付けられるのも嫌だったので、早々と席を立ち、火照った体を冷やすために露天風呂へと向かいました。


いやぁ…見ていて辛かったな…。きっと、喧嘩なんてしたこともないんだろうなぁ。世の中に牙をむきたいお年頃なんだな。強がっちゃって!ふふふ。


と、そんなことを考えながら夜風に当たったり、月を見ながら湯につかったりと、1時間ほど過ごしたあと、最後にもう1度サウナに入って帰ることにしました。


サウナ室内に入った瞬間。


『やっぱマジ喧嘩してぇわー!』


嘘だろぅ!?


汗だらっだら、体中真っ赤にした若者2人がまだシャドーボクシングをしていました。


1時間だぞ!?


強がりでもなんでもなく、彼らは本気で気合の入った超イケイケの若者だったのです。

僕が露天風呂に行っている間に、1度退室している可能性もありますが、いやいや!見れば分かります。ずっと室内にいたのです。彼らは本物でした(笑)


喧嘩を売られるのも嫌だったので、ドアを開け、そのまま締めて帰りました(笑)

笑いを堪えることが出来なかったんだもん!


また会ってみたいなぁー。と、思いつつ…サウナの扉を開く今日この頃です♪